嵯峨酒づくりの会についてのお問合せは・・・
やまだ こうじ TEL 075-871-2130
きたがわ みいち TEL 075-871-1561
嵯峨酒づくりの会とは
古都保存法で歴史的風土保存特別地区に指定されている京都市右京区嵯峨地区、素朴な田園風景が広がり、近くには広沢池や、大覚寺があります。
その嵯峨地区の農家は大きな悩みを抱えていました。 農地が特別地区にあり、市が『稲穂たなびく田園景観を維持する地域』として指定しており、農地以外の転用は規制されているのです。 しかも、農地に転用しても野菜のビニールハウスは使用不可、 その一方で国の減反政策(コメの生産調整)にも沿わなければならない板ばさみに毎年悩まされていました。
そんな中、「何とか田園風景を守りたい」農家の方々の思いから、米を作りながら野菜と同様に減反対象になる酒米の1つ、京都府特産の「祝」(いわい)の栽培を始める事になりました。 それを単に転作し売るだけでなく、清酒にしようと≪嵯峨酒づくりの会≫が発足しました。
酒の醸造には「祝」での酒造りに当初から実績のある弊社に協力の依頼があり、「みんなと楽しんで酒造りをしたい」と酒米のオーナーを募り、田植え、稲刈りの体験、酒蔵見学をし、最後はその「祝」で仕込んだ新酒の純米大吟醸をオーナーに届けることになりました。
平成8年より作付面積は、約6アールでスタートし、会で収穫した「祝」で仕込んだ純米大吟醸酒に、募集により選ばれた「月賞(げっしょう)」と名付けました。この名前の由来は、平安貴族が嵯峨で月を観賞し酒を酌み交わしたことにちなみます。
このように始まった嵯峨酒づくりの会も皆さんの好評を得て、作付面積は約1ヘクタールとなり、今年で19年目を迎えています。
嵯峨酒づくりの会では、1口10,000円で酒米のオーナーを募集しています。
のどかな田園風景が広がる嵯峨で酒米作りを体験しませんか?お酒の好きな方から、子供に農業体験をさせたいという家族連れの方までたくさん参加されています。
2022 年度 年間スケジュール(予定)
酒米「祝」の田植え体験・・・6月 5日(日)
かかし祭り・・・・・・・・8月 7日(日)
酒米「祝」の稲刈り体験・・・10月2日(日)
酒蔵見学・・・・・・・・・2023年 1月29日(日)
「げっしょう」頒布会・・・・2023年 2月19日(日)
※ なお、日程はお米の生育状況により変更する場合があります。
年会費1口に対して「げっしょう」の生酒五合瓶を2本差し上げます。
体験なしの申し込み、複数口の申し込みも出来ます。
問い合わせ先
『嵯峨酒づくりの会』
やまだ こうじ TEL:075-871-2130
まつやま かずひろ TEL:075-861-4433
きたがわ みいち TEL:075-871-1561
申し込まれる方は
下記お申込用紙を同封の上、下記宛てまで現金書留にてお申し込みください。
お申込用紙(PDFファイル)
送付先
〒616-8443
京都市右京区嵯峨観空寺明水町58番地
山田耕司 方 嵯峨酒づくりの会